ペーパーレス化から取り組む固定費の削減
自宅に本棚がある事は珍しくありません。
しかしながらこの本棚ですが考え方を変えると、
不要と言っても過言ではありません。
私が考える本棚不要の理由ですが、
1.電子書籍で代用できる。
2.家の場所を取らなくなる。
3.掃除の手間が減る。
それぞれ詳しく解説していきます。
①電子書籍で代用できる。
皆さんの自宅やご実家にも画像のような本棚があるのではないでしょうか。
もし電子書籍リーダーがあれば、本棚に収納されている本や漫画本を
全て一つの端末に収める事が出来ます。
最近の電子書籍は、
・容量が大きい(32Gなら小説数千冊保管可能)
・目に優しい(スマホのような目に悪いライトを使用していない)
・軽い(スマホなみ)
・電池の持ちが良い(数週間余裕で稼働します)
といったような手軽に持ち運べて軽いMy本棚の機能を有します。
さらにいうと紙の本より安く購入する事も可能です。
セール時ですと50%~70%OFFです。
紙媒体での印刷コストがかからない分、出版側も安く販売できるというカラクリがあります。
②場所をとらなくなる。
なんといっても一番のメリットは、部屋の場所をとらなく事です。
皆さんは、家具のためにどれだけの家賃を払っているか考えた事ありますか?
もし、21㎡の1K、家賃7万円の物件に住んでいるとした場合、
3㎡につき、1万円の家賃がかかっているという計算が出来ます。
その他にも、
・机
・椅子
・ベッド
などを置いているスペースにも家賃がかかっています。
例えば、本棚の設置スペース&本を取り出すための前面のスペース確保で、
1㎡~1.5㎡のスペースを使っている場合、毎月3,000円~5,000円を
本棚のために払っていることになるのです。
1ヶ月で3,000円~5,000円と言えば、 格安SIMが使えたり(月1,500円程度)
優良な掛け捨て生命保険に入れたり(月3,000円程度)
水道代・ガス代・電気代のどれかを払えたりするような金額です。
1年に1度も触らない本のために、本棚というマンションを建ててあげて、
その地代を大家さんに払い続けているわけです。
もし「生活に不要な家具」を置かなくなれば、もう少し狭い部屋でも暮らせるようになって、
より家賃が安いところを選べるようになるかもしれません。
家賃の予算が変わらない前提であれば、 部屋のグレードアップ(築浅・人気設備)
もっと立地の良い場所の選択(駅近)ができるかもしれません。
これは会社にも置き換える事が出来ます。
会社をペーパーレスに出来たら、本棚や個人のデスクの引き出しがなくなり、
今までよりもコンパクトな事務所でも、一人ひとりが使えるスペースが広くなります。
その結果、オフィスの家賃が安くなり、
安くなった家賃分を事業に再投資したり給与に還元することができると考えます。
結局、生活に大きな影響を与えているのは、良くも悪くもモノだと言えます。
本当に必要なモノだけ使えば、家計にゆとりが出て生活も豊かになり、
本当は不要で無駄なモノを持つと、家計はキツキツで生活が苦しくなる。
③掃除の手間が減る
本棚ってすぐにホコリが溜まりませんか?
隙間まで掃除しようと思ったら、本を取り出す必要がある。
本の背の高さが違うから、上部へのホコリの溜まり具合も異なる。
マイナス要素を列挙するとキリがありません。
本棚を置くということは、
以下のような管理コストがかかっていると言い換える事が出来ます。
◆本棚の管理コスト
掃除の手間(時間がかかる。放置するとカビやホコリで健康リスクがある)
本を捨てる手間(時間がかかる)
引っ越しの手間(お金も時間もかかる)
余計な管理は、やればやるだけ「時間単価」を下げてしまいます。
なぜなら、管理業務自体は1円も生み出さないからです。
ん
会社の「余計な管理業務」も時間もかかり手間が発生します。
極論、こういった仕事は「辞めてしまえばいい」のですが、会社では「辞める」といった
ダイナミックな行動が出来なくても、家庭内であれば簡単にできるはずです。
本棚は「紙の本」が全盛期の時代には、管理コストをかけてでも、所有する意味がありました。
しかし今は、明らかにそのコスパが低下していると考えるべきです。
掃除は、毎日発生するデイリー業務であり、 1年に1度しかやらない作業を改善しても、
効果はたかがしれていますが デイリー業務は減らすことで時間単価を上げる事が出来ます。
家庭内の管理業務は、ぜひ減らしていきましょう!
(東京支店 原田)

2021.02.12 | 社員の声
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